九助とは
語源には諸説ありますが
確定的な正解がありません
では、久助の語源の中で有名なものを
完全なもの(10)に一つ程度欠けている(9)ことから
「九助」となり、転じて「久助」となった
今でも、九助とも呼ばれていることもあり
もっともらしい説ですね
五助という職人がへまばかりするので
親方が怒りのあまり「久助」と呼び間違えた
どうでしょうか・・?あまり信憑性が無い話ですが
お茶の時のちょっとした会話のタネにはなりそうです
江戸時代の奉公人に「久助」が多かったことから
奉公人がお土産に持って帰るもの
これは、なんとなくわかる気がします。
奉公人が奉公先の商品のなかで
ちょっと割れや欠けの出来たものを
家族のお土産にするのは目に見えるようです。
江戸時代から久助葛が作られており
良質の本葛のことを菓子職人・料理人の間で久助と呼んでいた。
(現在も同様である)この事から本葛の高級品「久助葛」と屑(葛)物をかけて「久助」と呼んだ。
久助せんべい・久助種
(お菓子を作るとき余った材料でお菓子を作る材料のこと)
久助葛は、現在も作られており、この説が一番有力視されている
ということで、久助葛が有力だそうです、が
うっかり出来てしまったものと
余った材料で菓子を作るのとでは
久助の意味合いとして
あまりピンときませんが
江戸時代に出来た言葉だというのは
理解できます
ここは、真実は闇・・とした方がロマンチックかもしれませんね
ここは、正解は無いということで
皆さんのお好きなように解釈して
楽しいお茶の時間に久助で話しに花を咲かせて下さい